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魔王(日本版) 3話

まずは全体の感想。

コレ、オリジナルを見てなかったら、展開の早さで楽しめるんだろうな~と思います。ただ、オリジナルを見てると、良いシーンをダイジェストでつなげてるだけに見えちゃうんだよなあ。その間を苦労して「飛ばす」ために、いろいろと手を打ってるんですが、やっぱりオリジナルを損なうことになっちゃってる。どうしても、矛盾が出てきてしまってるし。20話を10話にするって意味では、頑張ってるとは思うんだけど・・・。
オリジナルと見比べて、「脚本って、いかに正しい位置に正しいセリフを置くかが重要なんだな・・・」と勉強する気持ちになってきちゃいます。

サイコメトラーを捜査方針の決定に深く関わらせることは、日本独自の展開です。そこを使って「巻き込まれる善人は、弁護士の味方ではなく、弁護士とは違って罪の意識を持つ」というソラ母の打ち出すテーマを補強させました。これが良かったのかどうか・・・。サイコメトラーは、常に肯定的なプラス思考の象徴のようだったオリジナルと、大きく変わってしまったので、彼女の扱い方で後半のストーリーは変わってくるかも?そこは興味を惹かれます。ただ、彼女を大きく迷わせるという重要な変更をした割に、後半であっさり捜査復帰してるんで、「脚本家に大した考えはない」のかもしれない。

基本はオリジナルの6話ラストまで進みました。が、先の方のシーンセリフを、ドンドン使ってきます。状況として、そういうセリフが出てくるほど煮詰まってないので、違和感あります。あと、日本版で改変したり付け足したセリフの陳腐なこと!!せめて、テイストを揃えてほしいんですけど・・・。特に刑事・・・。刑事は確かにお馬鹿な直情正義漢ではありますが、それなりに苦渋をなめ、刑事として人の醜さを見つめてきた上で、「それでも笑っている」人物だから、複雑で面白いのになあ。あんな陳腐なことを、陳腐に叫ぶ人格では、やっぱり薄っぺらく感じてしまう。
一番、先取りしすぎだと思ったのは、ソラとヨンチョルのピースを既に使っちゃったこと。これは、二人の境遇をもっと描いた後で、さりげなくするから効果が高いのに!勿体ない!



では、あらすじに沿ってレビュー。全面的に愚痴です。それも、オリジナルのファンの!!ってことで、日本版のファンの方は読まない方が・・・。


ソラと弁護士との接触に、サイコメトラーが同席するという展開。これで、一足とびにサイコメトラーがソラ母と事件との関連に気がつくんですね。どっちにしろ、取り立て屋がソラ母のことを刑事に相談しちゃってるので、ここはサイコメトラーが何も言わなくても、刑事が気がつくラインになってる。
今まで、サイコメトラーの意見で捜査を進めたのに、ここにきて「刑事らしい人間関係からの捜査」を持って来ました。サイコメトラーの線が使えるなら、取り立て屋とソラ母の関係を、刑事が事前に知っている展開はやめてほしかったかなあ。と、いうのは、オリジナルでは、取り立て屋は「唯一、利害関係でなく刑事を友人と思ってきた人間」という意味があったんです。しかし、金銭的相談をしてしまったために、そういう要素は消えてしまいましたよね。ちょっと勿体なかったかなあ。でも、なんでもかんでもサイコメトラーが解決じゃ困るってのも分かるんで、仕方ないか・・・。

いきり立つ刑事に向けられた、「捜査は復讐じゃない~」のセリフの陳腐なこと!!がっくりです。捜査する資格があるのか?ってのは、オリジナルでも議論されます。一番はっきりと諭したのは、刑事に「正しく生きろ」といった人物=事務長(日本版では殆ど存在感なし)です。彼がいなければ、おそらく、刑事は刑事にならなかった。たった一度、言葉を交わしただけだけど、12年間の刑事を支え続けたのは彼だと思う。
「人間である前に刑事である」という台詞は、なぜ刑事を選んだのか?ということにも関わっていて、重要なセリフなので、「鏡を見てみろ!」なんて陳腐なセリフにして欲しくなかったよ。

雨の中のサイコメトラー訪問も、決してサイコメトラーに頼らずに、黙って去るのが良いのだが、時間がないから翌朝の「友達が死んだ」告白シーンと合わせてしまいましたね。「哀しい事があっても笑っている。そういう強い人は好きですよ」ってのが前段階にあって、だから、この雨に打たれる刑事が高い効果をあげるシーン。その前段階のシーンも何故か「辛い思いでを乗り越えた人」という意味で弁護士に振られてしまってるし・・・。良いシーンを適当に他に回すのはやめてほしいわ・・・。
サイコメトラーとの初接触もここでしちゃうんだな~。自分の過去を見られることに対する怯えのシーンは出しておかないと、「ふれる」ことの意味が変わっちゃうよ。

他にも、依頼人さえ守れれば良いのか?それがあんたの正義か?とか、唐突すぎて、ホントどっかの刑事ドラマの再現みてるような陳腐さです。そもそも、そら母あんなに簡単に釈放されないだろう!!もう無茶苦茶だ。

操られているってことで、サイコが動揺。私のせいだと思うサイコが、弁護士にペラペラしゃべるの驚いた!!ありえないだろ!仮にも警察の捜査に協力してるんだし!!「警察の判断を狂わせた。操られたから、殺人が起きた」と反省の弁。このサイコメトラーの動揺と、そら母の後悔によって、弁護士が「自分と同じ、弱く、だからこそ正義を共有できる人」と思い、協力者と位置付けて利用していた人々から、「私たちはあなたと正義を共有できない」とつきつけられるのは、まあ良かったと思います。

サイコメトラーは「死者の声を届けたいのでは?」と言い出して、捜査に復帰するんですけど、死んだのは被害者で、届けてるのは加害者。ちょっと論理が破たんしてるよなあ~。この台詞自体はオリジナルにもあるんですが、もっと単純にカードの説明の流れの中で出てきてるんですよね。あと、カードそのものが「青い封筒」で送られてる。だから、「犯人は、サイコメトラーの店のタロットカードを選んだことも含めて、私に何かを伝えたがってる。」という方向で、サイコメトラーは積極的に捜査に関わって行きます。オリジナルは自然な台詞なんだよなあ・・・。

女帝カードからは学校の映像が。ほぼ、オリジナルのまま再現されたのに、大事なことでミスを!あそこは刑事が「後ずさる」のが凄く重要な意味を持つのに、前に進ませるなよ~。

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| 魔王(日本版) | 21:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP















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